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2006年3月 6日 (月)

「素敵な宇宙船地球号」より

(秋本羊介の声で)さて皆さん、師匠とドモンの修行の地、ギアナ高地が、今、危険な状態にあるようです。

Auyanギアナ高地というのは南米ベネズエラにある隆起岩盤群で、太古の生態系が取り残されて独自の進化を遂げた結果、存在する種のうち75%が固有種という稀有な環境です。

壮大な風景で、確かに死ぬまでに一度は見てみたいと考えてしまいます。

そこが1994年に世界遺産に登録され、ここ数年で急激に観光客が増加したため、原住民の生活がかなり変化し、また、観光客の体に付着した侵略種により、ギアナ高地全体の生態系に影響を与えているのです。

〈ここから「~だ」口調になります〉

番組では、原住民の生活や環境が変化しつつある点に、批判的な描写はしていなかったのが心に残った。

私たちから見れば「ギアナ高地の自然を保護するために、原住民の生活形態をも”保護”すべきだ」と考えてしまいがちだが、そこに住む当人からすれば「インフラが整備されれば、生活がより人間的になるし、観光客相手のホテルやレストランの建設は、今までの暮らしと比べて収入が増えることに繋がるからいい」と考えることに、口出しする権利はないと考えての配慮だろうと思う。対象を客観的か主観的に見るかによって価値の比重も変わってくる良い例だと思う。が、やはり、自然が破壊される様を見るのは嫌な感じだ。

番組の最後に少年が言った言葉が印象的だった。

「僕らにとっては当たり前の景色なのに、他の国の人には珍しいんだね」

「珍しいもの」として世界に紹介され、観光産業によってその国の懐は1次的に暖まるかもしれない。

しかし、結局は環境の汚染や固有植物の絶滅という形でしっぺ返しを喰らうことは、今までの歴史から考えて明らかだ。

それでもやはり当事者は、目先の利益に囚われてしまうだろう。そのことも今までの歴史から明らかだ。

では、これから変わらなければならないのは第3者である、「他の国の人」だろう。珍しいもの好きの根性で自然を観光地化してしまうのは、結果的に不幸なことになると思う。

ブルジョア的発想かも知れないが、ギアナ高地の環境(原住民の生活を含め)は保全してもらいたい。。。僕自身、行ってみたい気持ちはあるけど、もし観光客が行かないことがギアナ高地の保全に繋がるなら、行かないでおこうと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

よく考えたら、「Gガンダム」のギアナ高地編は、破壊の限りを尽くしていたなぁ。ガンダムファイトの弊害が見事に描かれていました。ブラヴォー。

師匠が目指した地球再生とはほど遠い描写で、そりゃドモンも「愚の骨頂っ!」と言いたくなるわ、と今思いました(笑)

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